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ワインのみたい

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 おれがA子の才能を適度に潰しながらでないと、二人で生活することはできない。

 そういった意味のことを電話で伝えるとA子はとても喜んで、仕事の帰りにライチのスパークリングワインを買ってきた。

 「私の庭師になるのだねぇ」と言うので、A子の体をゆっくりと見た。

 どこにハサミを入れても全てがダメになってしまいそうだったが不思議と暗い気持ちにはならず、楽しみにさえ感じた。

 こんなに楽しい夜はたぶんもう来ないだろうということで、二人で乾杯を何度もした。

投稿者 fze8mk | 返信 (0) | トラックバック (0)

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